CDレビュー  SikTh 「ザ・フューチャー・イン・フーズ・アイズ?」

祝復活!!


「THE FUTURE IN WHOSE EYES?」、ついでに以前購入済みのEP「OPACITIES」も

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OPからいきなり複雑にリフ(ギターはもちろん、ベースもスラップをカマシまくり)が刻まれ、そして時に奇天烈な叫びを上げ時にメロディアスに歌われるツイン・ヴォーカルが絡み合う、まさにシクス以外の何者でもない世界。
グイーンと引きずり込むようなサウンドは、なるほど今流行のジェントに通じるものがあり、ペリフェリーといった後輩たちからリスペクトを受けるのも納得。細かいリフ刻みではあるけど、他のただ意味無く8弦ギターで重低音出して複雑に変拍子刻むだけのクズジェントの有象無象どもと違って、カオティックさを維持しつつメロディなど聞きやすさも強調された作りと感じる(リズムも比較的ストレートだし)。ペリフェリーのアダム”ノリー”によるミックスも、各楽器の音の分離バランスが上手く、間違いなく過去最高。


デビュー当時は、ザ・ディリンジャー・エスケイプ・プラン(現在、活動休止中)に対する英国カオティック・メタルの回答というように紹介されていたシクス SikTh。
デビュー作「THE TREES ARE DEAD & DRIED OUT WAIT FOR SOMETHING WILD」を聞いた時点では、自分もまだ子供だったしw、(コインでギターのリズムをドラムのハイハットか別のやつに合わせるというようなww手法を用いたり)難解さのほうが強調されていてハマれず個人評価も低くした記憶がある。2nd「DEATH OF A DEAD DAY」では、よりメロディアスになってやっとシクスの良さを分かった、気がしたw。結局その後に前衛的な姿勢が災いして分裂となったけど、メシュガーに次いでジェントに影響を与えたということで再評価、遂に復活。CD屋でEP「OPACITIES」を見つけたときはついついw手にとってしまった。
この新作では、残念ながらツイン・ヴォーカルの片割れが交代してしまったけど、全く問題なし。後任も十分以上の実力者だし、そしてもう一方のVoでバンドの顔、Mikee W. Goodman もより多彩なヴォーカル術を炸裂させてくれている。
”10年早すぎた”とライナーで書かれているが、それに賛同だ。俺もやっとこの手の音に耳が慣れたしwww、ジェントなんて流行りは基本的に嫌い(繰り返すかもだが、元祖であるメシュガーやペリフェリーとか一部は除く)だが、フォロワーでなく先駆者であるバンドの音は一味二味も違う。凄いバンドだよ、ホント。
ディリンジャーがリタイヤした今、今後の活躍に期待していいよねww。

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