メタルレビュー エクリブリウム('19)

EQUILIBRIUM 「RENEGADES」

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とりあえずの生存確認がてらwのレビューをば


'05の「Turis Fratyr」(神々の紋章)でのデビューから注目し、'08の「Sagas」では過去の記事にて-特にインスト大作「Mana」をピックアップして-注目し、現在までちょこちょことチェックしている独産メタルバンドの最新作。

メンバーチェンジが恒例となっていて今回も例にもれずw。それも初期(デビュー作前)以来の専属キーボード(シンセ)奏者の参加、それもリーダーRene Berthiaume(Gt )のガールフレンドで、近作のジャケット絵を描いている(文字通りの意味での)アーティストさん。
まぁ正直な話、専任がいようがいまいがEQUILIBRIUMは変わらずシンセによるシンフォニックなオーケストレーション満載な訳で、この最新作も同じく。
ちなみにReneは近年では"BERTHHAMMER"なるステージネームを名乗っているようだが、日本盤のライナーではこれまで通りドイツ読みの”レネ・ベルティアオメ”の表記で統一(さらにライナーによれば、正しい発音はフランス読みで”ルネ”が正しいとのことだが・・・よそ/ARCH ENEMYが”アーチ・エネミー”、DIMMU BORGIRが”ディム・ボルギル”と変わるみたいに頻繁に修正されるより一定にしてくれているほうがこちらとしては楽だw)

前作では、タイトル「ARMAGEDDON」というようにそれまでの独語メインからついに英語メインへと舵をきり、初期の疾走型ヴァイキング・メタルのスタイルからスピードを落としていった。今作は、そこからより挑戦的な音楽性の広がりがある。初期のスピード・メタル調の疾走感はあまりなく、同じ疾走型でも今亡きmotorheadばりのパンキッシュなものだったり。ゲストを迎えてラップを取り入れたり、新Baメンバーによるクリーンヴォーカルによって、これまたw今亡きSONIC SYNDICATEのようなキャッチー路線メロ・デスなものもあったり、このバンドで珍しいスウィープ・ギターなんかも取り入れられていたり。極めつけが、ボーナスCDが全曲(ボートラ除く)の8bit ゲームミュージックアレンジww。

ただし、バンドの根底であるシンセによる壮大なオーケストレーション、特に管楽器の音色についてはこれまで通りであり、
個人的には賛の立場だ。EQUILIBRIUMにとっての「REROUTE TO REMAIN」(IN FLAMES)となりうる良作だ。
(ぶっちゃけ、グルーヴとかの雰囲気も近いものが多々見れる)

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