メタルレビュー イン・フレイムス('19)

春が訪れる前までにw
エクストリーム・メタルのトップ3が相次いでの新譜発表。

先に取り上げたソイルワーク。この後に取り上げる予定wのチルドレン・オブ・ボドム。
そして今回はこちらを取り上げます。


IN FLAMES 「I,THE MASK」

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創設者イエスパーが離脱し、脱メロディック・デスしてからの通称オルタナティブ・メタル路線は現在進行中で、本作も同様。若干メンバー固定が不安定でドラムがチェンジしていることに不安を少々覚えるが、最古参(オリジナルメンバーはイエスパーのみ)のアンダースとビヨーン、そして過去からサポートで幾度と関わってきて現在正式メンバーのニクラスの3人がしっかりしていればまぁ大丈夫だろう。

このオルタナ・メタルでの近年の作品、ぶっちゃけ個人的には”弱い”と感じていた。前作「BATTLES」も、確かにアンダース・フリーデンの歌唱も多彩になったし、イエスパーのそれと違うとはいえ十分メロディアス。けど何か足りない。
この路線のはじまりである名作「REROUTE TO REMAIN」とか続く「SOUNDTRACK TO YOUR ESCAPE」、そして「COME CLARITY」を思い返してみる。このオルタナ初期3作品は(楽曲が若干似たり寄ったりとか、あるいは構成が使いまわしとかwの不満も無きにしも非ずだけど)とても吹っ切れていていまだに気に入りの作品だ。スリップノットのようなモダンなへヴィサウンドを大きく導入して、それに対してクリーンな歌唱を大きく増やしたチャレンジ精神の権化wのよな「REROUTE~」、そして押せ押せな攻撃力重視となった「COME~」。こうしたインパクトが決定的に欠けてたんだ。イエスパー離脱とか、リズム隊チェンジなんてものは別次元の話。似たような音を出すだけの後輩バンドがあまりに多くなってきたこともあって、それらとの差を見せつけるものが欲しい。先のソイルワークのような。



長々愚痴ったが、ここから本題ww
先述のプラスアルファがここにはある!久々の快作と感じた。
やはりキーパーソンはアンダース・フリーデン。ソイルワークのスピートがそうだったように、ここでもシンガーが力出している。



このリリックヴィデオ視聴のとき、アンダースのヴォーカルに、初めてイン・フレイムス(そしてメロディック・デス・メタルなる音楽w)に触れたライブ盤「TOKYO SHOWDOWN」と、先述の「REROUTE~」あたりを彷彿させる攻撃力が戻ってきたと感じた。

他のナンバーでも、アグレッシブなシャウトだけでなくこれまで以上の力強いハイトーンまで聞かせるクリーン歌唱といったアンダース・フリーデンの進化が聴ける。

”新世代ヘヴィ・メタルの魔神”とかつてよばれた二つ名で改めて呼んでもおかしくはないw、個人的に力作と思えるものとなって安心だ。

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