CDレビュー ブラック・アース

「20 YEARS OF DARK INSANITY JAPAN TOUR 2016」

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ライブDVDとCD2枚の3枚組。内1曲はスタジオ録音の新曲で、これがまた黎明期のスウェディッシュ・デス・メタルの趣あるパンキッシュな疾走ナンバーだ。
ヨハン・リーヴァのヴォーカルも、ノンイグジストでの活躍もあるから衰え知らずの図太いヴォーカルを、スタジオ版もライブ版も轟かせてくれている。むしろ、かつてのアーチ・エネミー(当時の表記はまだ”アーク・エネミー”)での活動期よりも迫力が増している気がする!観客共も熱狂し、一緒になって叫んでいる(結構、女性の姿も多いw)。


BLACK EARTH
ジャケットやロゴは思いっきりプリミティブなブラック・メタル調だが、このバンドはいわずと知れた”あの”ARCH ENEMYだ!
カーカスを脱退し、スピリチュアル・ベガーズにてレイドバックしたハード・ロックを演奏していたマイケル・アモット Michael Amott が、伝説のバンドCARNAGEでの盟友であるヨハン・リーヴァ Johan Liiva を、そして実弟のクリストファー・アモット Christopher Amott を引き連れてエクストリーム・メタル(メロディック・デス・メタル)に復活、'96にデビューを飾った作品こそ「BLACK EARTH」!(リアルタイムでは聞いてません、だって当時小学生でしたしwww)その名を冠したこのバンドは、ARCH ENEMY初期3作品の全盛期メンバー(上の3人+ シャーリー・ダンジェロ Sharlee D'Angelo /B とダニエル・アーランドソン Daniel Arlandsson /Dr 。ついでに言うておくと、デビュー作に参加しているのはシャーリー除く4人で、ヨハンがベース兼任。シャーリーは3rd「BURNING BRIDGES」からの参戦)による限定バンド。特にデビュー時から(もっと言えば、カーカスにマイケルが参加した頃からだろう)熱烈に応援している日本のファンにはたまらない。かく書く俺も、3rdで(初めて体験しww)ハマって以降のファンで映像作品の一部除いて買いあさってきたww。
以降の編成、アンジェラ・ゴソウ Angela Gossow を迎え女性シンガーのデス・メタルの先駆けとなり、クリスが脱退してガス・G~フレドリック・オーケソン(現OPETH)~ニック・コードルとギターの片割れが代わっていき(前2名はライブのみ参加/ただしガスは1曲のみスタジオ曲にゲスト・ソロあり)、現在はアリッサ・ホワイト-グルーズとジェフ・ルーミズの編成(なお、アンジェラはマネジメントでバンドを支えている)でももちろん活躍は知られている通りで、ヨーロッパ中心にその人気はトップクラスだが、日本のコアなファンは未だにこの”ブラック・アース編成”に思い入れがあるのも多いだろう。
燃え尽き症候群のような状態だったクリスはもはやフルタイムでアーチ・エネミーに戻ることは無かろうから、期間限定だろうがこうしたプレイを見られるのはファンとしてはありがたい。歴代のギタリストの健闘も素晴らしいが、やはりアモット兄弟による慟哭のツイン・リードはまた格別だろう。
そしてヨハン。パワーという点では確かにアンジェラには敵わなかったけど、その独特な歌唱はどちらが良い悪いという問題ではない。追い出されてからの活躍が、自ら率いるHEARSEとヨハン・レインホルツとのノンイグジスト NONEXIST (1st出してから10年近くたって2nd、3rdと近年頻繁に活動している)と経て、先述したように迫力が増している。後任のアンジェラに関して「彼女は上手いね。・・・けど、俺ならもっと上手くやれたけど(笑)」という言葉が伊達に出てきたものではなかった、納得のパフォーマンスが見られる。


アモット兄弟のツインメロディの最高峰として、「Bridge Of Destiny」を挙げておく。



和風にも感じるメロディ使いが、日本人のファンに刺さったんだろうな。


またしばらくは、ARCH ENEMY/BLACK EARTHを聞き続ける日々になりそうだwww。

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