メタルCDレビュー モルス・プリンシピアム・エスト 「エンバーズ・オヴ・ア・ダイイング・ワールド」

いまやフィンランド産メロディック・デス・メタルのベテランとなったバンド、MORS PRINCIPIUM EST。

「EMBERS OF A DYING WORLD」

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すでに専任キーボーディストはいないが、キーボード、プログラミングによるオーケストレーションが前面に出ているメロディック・デス・メタル路線は変わらない。女性ヴォーカルをゲストに迎えたドラマティックなナンバーもなかなかの出来。
ボーナス曲がリッキー・マーティンの「Livin' La Vida Loca」(郷ひろみのGOLDFINGER'99のオリジナル)のカバー。なかなか笑わせてくれるww。

このバンドは2nd「THE UNBORN」('05)からチェックしていた。初期チルドレン・オブ・ボドムにダーク・トランキュリティーの系統、つまりはキーボードの味付けキラキラなメロ・デス・サウンド。デス・ヴォーカルも、クリーンに歌わないミカエル・スタンネ(ダーク・トランキュリティー)、またはイーサーン(元エンペラー)といった感じ。トランス的なサウンドの取り入れ方はBLOOD STAIN CHILD(3rd「IDOLATOR」あたり)にも近い。
と、かなり比較対象を挙げてしまったが、こんな感じで個性的というよりは正統派なメロ・デスの体現者という感じで、単純にその手のサウンドが聞きたい人ならば楽しめるでしょう。ゆえにコンスタントに日本盤も発売できるほどに人気は安定してるし、頑固なメロ・デス・マニアには好評なバンドだ。もはやバンド名が覚えにくいなんて気にもしてないだろうww。

メンバーチェンジが激しく、ギタリストなんか現メンバーまで数えると9人!しかし、ギターだけならば近年のほうがかなり聴き応えがある。前の作品なんかも、ギター・リフも多彩であった。もちろんリードプレイもテクニカルなものを聞かせてくれる。このアンディ・ギリオン(イギリス出身)てギタリストは、もう少し評価されてもいいはずだと思うけどな。

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