メタルレビュー オジー・オズボーン('20)

メタルの帝王 OZZY OSBOURNE 、待望の新作。

「ORDINARY MAN」

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"MADMAN" の名にふさわしい男がいまさら"ORDINARY MAN(普通の男)" とはこれ如何に。
・・・もしかすると、これは改めて世に出される「NO MORE TEARS」なのかもしれない。'91 に引退宣言とともに発表されたかの作品をほうふつとさせる状況が現状におわせてくれる。当時は最終的にCome Back! を果たし、リリースのペースは緩やかながらも良作を出してTour に飛び、さらにはオリジナルBLACK SABBATH 復活・ラストツアーなどで話題に事欠かない(日本のスターwwふなっしーによるOzzy 邸の来訪なんてTV企画もあったりで驚かされたしww)。
しかし、今現在のOzzy の話題といえばパーキンソン病を患っているということが一番だろう。もちろん症状にも個人差はあるし、Pat Torpey(MR.BIG)のように最期を迎える者もいれば、日本の44 MAGNUM のPAUL のように病と戦いながら変わらぬ活動を続ける強者もいるわけだし。Ozzy の場合だって後者のパターンであろうと信じている。
とはいえ、まじめに年齢なども考慮すれば正直なところ、いつ限界が訪れてもおかしくはないのだ。まだまだ帝王としての威厳を見せ続けてほしくはあるが、そればかりは無理強いなどできまい。(Ozzy だけでなく、Tony や Bill も気になるし)


さて、長々と講釈並べたがそんな悲観に暮れるのは別として、
10年来となる新作はといえば、

第一印象はサウンドがかなりModern な感じで、Guitar の音もこれまでのZakk とも前作「SCREAM」のGus G. とも違う硬い質感。かといってMetal Core といった芯スカスカwなものとは違うのでご安心を。Solo になるとこれまた異なるサウンドメイクで前面に出てくる。
楽曲的には「Children Of The Grave」彷彿の曲もあったりでHeavy さと楽曲志向のバランスは十分。

新たなるパートナーに CALIFORNIA BREED(Glenn Hughes らも在籍)で活躍していた Andrew Watt を迎え、ゲストにSlash、Tom Morello、そしてなんと(sir) Elton John!(MADMAN vs ROCKETMAN なんてだれうまwww)タイトル・チューンにてそのElton が参加しているが、基本的にはPianoとBackGround Vocal に終始しており目立たないけれど、こうしたPiano Ballard には合っている(それこそ、OZZY というよりELTON JOHN としてのナンバーだとしてもおかしくない曲だ)
今作には演奏してないが、クレジットには親愛なるFamily としてZakk Wylde らに対する謝辞もあり。

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