振り返り「NANOHA Detonation」なのは vs マクスウェル

Detonation クライマックスバトル ・・・ その1


ロボット兵器を次々につくりだし、ユーリとイリスを操り、そして自分は悠々と逃亡を図る悪党マクスウェル、それを追いかけるなのはとアミティエ。


激突する2人の対比をメインとしていくが、その前にダイジェストを。


ステルス迷彩で姿をくらます所長を油断させ(アミティエがフォーミュラで自動操縦した無人バイクで気を引く)、2人がかりで捕獲に乗り出すものの、「アクセラレイター・オルタ」による圧倒的戦力差でアミティエは返り討ち、

そしてとどめの凶刃!

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「さよなら、アミティエ」

・・・奇しくもコレと似た台詞が、後のシティーハンター劇場版でも聞くことができる・・・

(ついでに山ちゃんの口から「魔女」という単語が出ると、ジブリの宅急便が頭に浮かぶ・・・)


救助しようと砲撃体勢をとるも射線上にアミティエが重なり撃てない。

そして、ここで


「アクセラレイタァァァーッッ!!!」



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なのはならばやってくれるだろうと予想はしていたことだが、ついに披露!
アミティエ曰く調整失敗時にはとてつもない激痛に見舞われたというほどの身体負荷がかかると言うが、それを「チョットきついですね」で片づけてしまうところが、イケメンなところでもあり・・・、そしてズレているところでも。

加速してからの接近砲撃で所長を吹き飛ばし、見事にアミティエ救助。


なのはのその才能に目を付けた所長は、今度はそちらに狙い定める。

悪党で狂人らしいマクスウェルの代表的な名台詞がこれ

「わたしの子供にしてあげよう!」



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アクセラレイター同士の超高速機動でぶつかり合う2人。


(ちなみに、はやてがロボットを掃討する”ウロボロス”発動までが180秒、敵攻撃の妨害によるタイムロスを考慮したとしても、発動前までについてしまうこの2人の決着はリアルタイムで測ればおそらく5分とかかってないはず・・・改めてとんでもない濃密バトルだこと)


ここから2人の内面・信念というところに着目


・フィル・マクスウェルの信念

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先の戦いでの、自身のダメージも顧みず戦うアミティエに対し「どうしてそこまでして戦う?」という問いを振り返る。アミティエが多くの人が住んでいる・それぞれの想いを抱え必死に生きていることを踏まえて「この惑星(地球)も故郷も・・・”同じ”だからです!」と答えたのに対し、おなじ言葉でも所長は「”同じ”ように・・・わたしの実験場さ!」という、
典型的な自分本位の人間という姿が浮き彫りとなっている。

要は、自分の技術・力が存分に揮えるならば、それが世界の救済だろうが戦争だろうがどうでもよいのであろう。
そういう”確固たる意志の欠如”が目立ち、エルトリア政府のお偉いじいさんらからもきっとそこを見透かされていたと考えられる。
歴代のNANOHAの悪役サイドと比較してみても、戦闘力は上位の部類であっても、最後まで正直小物という印象がぬぐえない。娘の死により吹っ切ってしまったプレシアに、生まれながら欲望に忠実で自身の悪事も包み隠さず堂々としていたスカリエッティは言うに及ばず、スカリエッティを利用しようとして逆に利用されるだけだった(しかし、それまでの当人のミッドチルダ管理局地上本部での実績自体は決して小さくない)レジアスにさえも大きく劣る。まだReflection時点でのイリスの方が悪党としても上のランクだったように思える。

そんな所長にとっては、対する相手は理解不能で最悪な相性の天敵とも呼べるもの。上の名台詞吐いては舐めプ状態から、もはや余裕なくなり終いには「なんなんだ、こいつは!」と悪態をつくほどに追いつめられる。



・高町なのはの信念

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もう少し踏み入った内面についてはまた後で取り上げるつもりだが、こちらは一貫して”手に届くものすべてを守る”姿勢。
そのためにはフォーミュラなど新しいものをすべて取り込み、さらには良くも悪くも使いこなしてしまう才能もあるなのは。

所長とは真逆で、しかし近い感じに狂人の領域に踏み込んでいるのが、この戦いでもうかがえる。アリサが恐れていた「そのままどこかに行ってしまいそうな雰囲気」(Reflectionにて)、はやてやフェイトからは「頼もしいけど、ちょっと怖い」、そして”あの人”からは「もはや死神に魅入られている」とまで言われるほど(ウィークリームービーにて、”あの人”についてはまた後)、高町なのはの真っ直ぐさと歪さがこれとこの後の戦いで前面に出てきている。

もはやどちらもどちら、狂人同士の戦いとも見える。



戦いに戻って、

なのはのフォーミュラの限界はとっくに過ぎてしまい、一瞬の油断が命取りという緊迫の状況。ついに見せてしまった隙からマクスウェルが襲い掛かる!

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そこを颯爽と助けるは、もちろんフェイト!!

やはりこの2人が協力すれば敵なし!(アミティエも残った力を使い所長の武器を撃ち抜く)


2人の連携砲撃「ブラストカラミティXF」が悪意を飲み込む!!

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これにより、マクスウェル大破、イリス洗脳解除で行動不能。


はやてがその直後に「ウロボロス」発動でロボット一斉掃討。その閃光が、戦いの終焉の光となる。


・・・・・はずだが、


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空にギラリ輝く不吉な星、悪意はまだ終わらない・・・・


次回、本当のラストバトルへ

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