メタルレビュー ザック・ワイルド('19)

BLACK LABEL SOCIETY 「SONIC BREW -20th Anniversary Blend- 5.99 - 5.19 」

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暴拳王 Zakk Wylde 率いるメタル界のヘルズ・エンゼルスww、ブラック・レーベル・ソサイアティ(BLS)による、デビュー20周年記念の再録盤。

もはや記念といえばセルフカバーwというような風潮に辟易しそうだがww、われら”SDMF”らが首領たるZakk がやるのならば半端なものになるはずもなく、事実素晴らしいアップデート版に仕上がっている。

そもそもZakk Wylde といえば、-今でこそ亡き盟友Dimebag Darrel (PANTERA, DAMAGEPLAN) の遺志を継いだ過激な変形ギターを使用しているけれど- 、輪っかペイントのレスポールでペンタトニックを激速で弾きまくる・強烈なピッキングハーモニクスを頻繁にかます・波の大きいヴィブラートかます・低音弦をAまで(通常のE音に対して3音半下げという、普通じゃテンションべろべろなwチューニング)下げての超重低音、などなどのスタイルを一貫して維持してきたお人。
(低音に関しては、もはや現代では7弦・8弦あげくは9弦wなんてギターが当たり前で驚くことはないかもだが、Zakk がそんな多弦ギターに逃げるなんて姿は想像できないし似合わないw。変形ギターに変えても、少なくとも6弦を貫くだろう)
そして、音楽性にしてもOZZY OSBOURNE でデビューしたころからなんら不変、BLACK SABBATH直系のグルーヴィなメタル。そこにアコギやピアノでサザンロックやカントリー風味も織り交ぜるけれども、武骨な”ハードコア・アイアン”路線はBLSの基本。

そんな基本を改めて見直させてくれる当作品だが(やっとここから本題、長々スンマセンwww)
たしかにサウンドなり演奏なりのアップデートはあるが、何も変わってないというのが第一印象、むろん褒め言葉でだ。
そして今聞き直すと、めちゃくちゃエエ曲が揃ってたのだと初めてww感じた。「Bored To Tears」「Born To Lose」「Low Down」、速弾きアコギソロ「T.A.Z」に激走「The Beginning... At Last」という定番はいわずもがな。正直最近のデス・メタルのような半端なコケオドシなんかw足元にも及ばないほどひたすらへヴィだしグルーヴィ、SABBATHにも十分匹敵する説得力も感じるよ、マジで。なかには(発表の当時が)グランジ/オルタナ時代だったからかそういうにおいのする若干気だるげさを感じさせたりも(もちろん、退屈という意味ではないのであしからず)。
また、ウルトラヘヴィなエレクトリックに対して、Bonus の「Black Pearl (alternate live version)」なんかでのアコースティックもまた味わい深いし、ここで聞けるZakk の歌も哀愁あってハマっている。アコギ作品「Book Of Shadows」路線もいいバランスで加えられているのも良し。


”SDMF”にとっての凱歌ww、「Bored To Tears」をここに。




次は「Stronger Than Death」のリメイクかなww、そうなればついに6弦A音の超重低音がwww。

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