メタルレビュー ホワイトスネイク('19)

WHITESNAKE 「FLESH & BLOOD」

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ジャケットの紋章がかつての名作を彷彿・・・というか「RESTLESS HEART」('97発表作)以来の使いまわし?w。

内容は比較するならば、この紋章のやつよりも「SLIDE IT IN」('84)が近い感じがする、アメリカ進出後のアリーナロック路線。Reb Beach がソングライターとしてもかかわっているためか、数曲ではWINGERを彷彿させるビッグコーラス有のナンバーも(もっと言えばDEF LEPPARD的ww)。DEEP PURPLE(3期)をカバーした作品が近年の白蛇さんの中でも良作だったが、今作はオリジナル作品としてはそれに準ずるキャッチーな良曲揃いで、近年のオリジナル作の地味さを払拭するに十分のパワーがある。

膝を悪くするなど体調面が決して良くはない首領David Coverdale だが、その熱唱には一時期引退まで噂されたことが嘘のようにパワフルだし、歴代最強のギターチームと評される(つか、このバンドもそういう最強コンビがいくつあるのよとツッコミたいのだがww)Reb Beach とJoel Hoekstra もそれぞれ個性を発揮した華やかなリードメロディを堪能させてくれる。バンドに出入り繰り返す名ドラマーTommy Aldrich も衰え知らずの渾身のプレイに一安心。そして楽曲を華やかにしてくれる要素としてMichele Luppi のキーボードも大切な要素。各曲のバックコーラスも間違いなくMichele が担っているだろう。最初WHITESNAKEにキーボードとして加入した時はいろいろ心配だったけどw、VISION DIVINE のシンガーとして披露したあのハイトーンヴォーカルもまた強力な武器となったよう。
新しいメンバーだけでなく、様々な困難さえ飲み込んで巨大化してきた白蛇(という表現が昔の作品のライナーにある)、その威光はいまだ陰らず。

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