メタルレビュー 復活!ポゼスト('19)

デス・メタルの礎を築いた伝説のバンドがよみがえる。

「REVELATIONS OF OBLIVION」

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年齢的にリアルタイムで知るわけなくww、デス・メタルを聞くうちにさかのぼっていき辿り着く。
最初に名前を知ったのはメタル系のラジオから(MASA ITOのやつだったけか、詳しく覚えてないがw)。


POSSESED

ベイエリア・スラッシュ一派の中でも格別にEVILさを押し出し、曲のタイトルから”DEATH METAL”なる言葉を一般的に広めた(という説)。

1st「SEVEN CHURCHES」は何度も買いなおしたwお気に入りの一枚だ。名ホラー映画・エクソシストのあのメロディ(マイク・オールドフィールドのチューブラー・ベルズ)をイントロに拝借した題名ズバリ「The Exorcist」から演奏バタバタwww。この手の音楽の元祖VENOMをはじめ、ドイツの3羽ガラスの初期などのスラッシャーは演奏に無頓着というかw、特にドラムなんてひどいひどいwww。ぶっちゃけ俺もその時代まで遡るとかなり好き嫌いがあるしw、この(当時の)バンドのMike Susのバタバタドラムは今聞いても失笑ものw。まだストレートに突っ走るスラッシュビートはまだしも(むしろハシリ気味の危うさが逆にイイw)フィル・インなんてムチャクチャww。まぁそれさえも若さと勢いで大勢を屈服させたからw良しとしますか。ジェフ・ベセーラ Jeff Becerra の咆哮だって後続に大きく影響与えたのも納得のパワーだったし、ヘタクソなw楽器隊のなかで唯一ギターは上手いし。なんたって片割れは現在PRIMUSでLes Claypoolの超バカテク・ベースとタメ張る、Joe Satriani門下のLarry LaLonde なのですから。
(ちなみに、日本では”ラリー・ラロンデ”という表記が一般的だが、解説によると実際の発音はフランス読みで”ラロン”というのが正しいらしい。なお、ライナーノートはおなじみのSIGH川嶋未来氏。さすが言語のこだわりはジョジョ5部のギアッチョのようなwww頑固さ)


そんなポゼストが33年を経て復活作!
忌まわしい事件で車椅子生活を余儀なくされたジェフ・ベセーラと、その影響下にあるバンドのメンバー(かつてブラックモアがELFを乗っ取ってRAINBOWにしたみたいだなww)による新生ポゼスト。
流れてくるのは、紛れもなく見事なポゼストの音。むろん、かつてのバタバタとは大違いwwのしっかりした演奏技術を持っているメンバーが揃い、安定したドラムwにシュレッドも織り込みまくるギター。音楽的にはデス・メタルといっても、昔ながらのサタニック路線の'80 US スラッシュ。
ジェフ・ベセーラのヴォーカルは発音がきれいな野太い咆哮で、今の”デス声”の基準からすると聞きやすいもので、個人的に亡きレミー(モーターヘッド)も思わせてくれる。

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