高畑勲追悼「火垂るの墓」 金曜ロードSHOW


去る'18/4/5、肺がんにより(82歳、ちなみに盟友・宮崎駿とは5歳違いと知った)お亡くなりになられた巨匠・高畑勲。
表題の作品はもちろんのこと、「おもいでぽろぽろ」も「平成狸合戦ぽんぽこ」も幼いときから親しんできた作品達だ。世界各国からもお悔やみが伝えられるほど、その存在は別格であった。
もちろん、この一報を聞いた自分もショックだった。
ご冥福お祈りいたします。


もはやまともな放送がないから(映画じゃなくてくだらないバラエティに走るとか、あるいは-例えばターミネーター2とか-ほとんどカットしすぎで見所がなくなるとか)、近年は見る価値無しで離れていた金曜ロードSHOW(もはやこのふざけたタイトル変更で吐き気がするほどだが)。
それを、今回の追悼特番は、全編ではないが、頭のほうは観賞させてもらった。(翌日が仕事で多忙の為、切り上げざるを得ないのです)
本編前の高畑氏の在りし日のお姿。実際に空襲を体験した苦しみが、幼少の写真の表情からも十分以上に伝わる。


小さいころから、昔の金曜ロードショー(亡き水野晴郎氏が司会を務め、放送後は兄妹に黙祷していた)ビデオ(VHS)が劣化するまで何度となく観賞してきた。
(このビデオ、録画状況が悪くて”か~えるがな~くから・・・”のシーンで、以前ビデオに入れていた番組が一瞬差し込まれるというようなものだったことをよく覚えている。CMに長渕剛の「乾杯」が使われてたビールのCMなんてのも懐かしい、まだ覚えてるわ。残念ながら引越しの際にVHS全部処分してしまったけど)

BGMがかかるだけでも、OPの草むらの節子が映るだけでも、「火垂るの墓」のタイトルが出てくるだけでも、もう涙腺が緩む。
2人がOPで乗っていたのが阪急電車と、今回知りました。


結局途中で切り上げたけど、節子の最期のシーンなんか見たら絶対泣く。あのEDの笛の音色BGMで再興した都市の風景からスタッフロールへの映像展開なんて思い出すだけで完全に涙腺壊れる。
日本だけでなく、世界的にも有名なこの作品。(かのアーチ・エネミーなんて、この作品からインスパイアされて楽曲「The Day You Died」を書き上げた)何度もは見返したくはない(悲しすぎて)という人もいるようだが、嫌いだというのは極少数だろう。この名作は、永遠に語り継がれる。

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